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[記者の目] ブッシュの野党包容政策

Posted February. 05, 2001 21:27,   

2日、米国の議会図書館で開かれた野党民主党の議員らの定期非公開戦略会議に不意な人物が出席した。与党共和党のジョージーW・ブッシュ大統領が現れたのだ。

民主党議員らは昨年11月の大統領選の敗北により政権を譲った後、党の向方について熟議していた。ブッシュ大統領はこの野党議員らを相手として自分が進めようとする減税、教育改革、国防、医療などについての政策を約10分間説明し、超党的な立場での協助を求めた。

また「国民は私が『憎悪で満ちている政治システムを変えられる』と思っていることに対して純真だと言うが、それは本音だ」とし、与野党の融合を強調した。ブッシュ大統領が演説する間、民主党議員らは丁寧に傾聴した、と米メディアは伝えている。ブッシュ大統領が議員5名の質問に答えて席から離れる際は、出席者全員がスタンディング拍手で歓送した。

米国の現代政治史で大統領が野党の非公開戦略会議に出席したのは、初めて。この日の異例的な会同は民主党の招待をブッシュ大統領が承認して果たされたもの。

民主党の議員らはブッシュ大統領の出席を野党に対する友好であると解析して歓迎している。ト厶・デシュル民主党総務は「ブッシュ大統領の発言はとても和解的だった。彼は主な懸案について、わが党と協力し妥協案を摸索する用意があることを示唆した」と満足を示した。

ブッシュ大統領の野党会同の出席は基本的に昨年の大統領選の過程で造成された国論分裂を乗り越えるためのものだったが、彼が野党を国政運営のパートナーとして尊重していることを示すジェスチャーでもある。彼は実際に民主党の主な関心となる教育問題を最優先政策として取り上げるなど野党を包容するため、努力している。

大統領選の過程で完全に二つに分かれた国論を統合すると約束したことに対して行動で実践するブッシュ大統領の歩行を見極めながら、数日前、極言をもためらわなかった韓国の青瓦台(大統領府)側と野党ハンナラ党との浅はかな葛藤が浮かび、歯がゆいばかりであった。