
やはり冬の醍醐味は雪。そのせいか、このごろャEルのチョンリャンリ(清涼里)駅は、雪に覆われた冬の山の情趣を楽しむために出かける人でにぎやかだ。最高の冬景色が自慢のテベック(太白)山(カンウォン(江原)テベック市) に案内する。
樹氷が奇麗な霊山テベックを訪れャEルから夜間列車で来ている‘登山マニア’達。毎年冬になるとたくさん訪れるが、今年の冬は特に多い。20年ぶりの大雪のおかげだ。汽車の窓から眺められるテベック山の全貌が雪国なので楽しみは倍増する。
午前3時28分。汽車から下り、最初に寄った場所は駅前の運転手専用食堂。うまそうな味噌汁にシレギ(大根の葉を日陰で乾燥させたもの)をたっぷり入れ、ピリっとする唐辛子で味を出したヘジャングック(主に二日酔を解消するために食べる)。一気に平らげてから食堂から出たのは午前4時15分。タクシーでユイル寺方面の登山路に向かう(1万5000ウォン)。
夜明けの山登りは、五感が目覚めているようで何もかもが冴えている。飄々とした月光は白い雪に反射し、雪原には木々の影が鮮やかに写しだされている。空いっぱいの星さえも、その色と明るさを区別できるほど。風が森を揺らしている音、雪の重さに堪えられず、木の枝がちぎれてはがれる音、‘サクサク’と足元から聞こえてくる‘足のラプャfィー’、夜明けの鶏の鳴き声・・・。すべてが懐かしいさを呼び起こす。
間もなく日が昇る。濃い朝霧の中から姿を現した太陽が大地を照らしはじめる。この世が開ける。すべての存在が本来の色を取り戻す。白はもっと白く、黒はより黒く。
テベック山に登山する際のボーナス情報がある。23日までダンゴル広場で開かれるテベック山雪祭りがそれである。雪彫刻競演大会に出された10余りの雪のオブジェが登山客を迎える。氷のトンネルもあり、雪の質は韓国最高だといわれているャ潟Xロープもある。
ダンゴル広場の食堂街で昼食を終えるともう午後12時半だ。タクシーでテベック駅に向かい(20分所要)、午後1時1分出発のャEル行き汽車に乗る。窓の外は、依然として雪国が続く。席に座ったらいつのまにか眠りが・・・。無泊2日(18時間所要)のテベック山トラッキング。18時間の短い旅だったが、その感動はいつまでも心に残り続けるだろう。
◇パッケージ旅行
ャEル出発(無泊、日帰り)のみ。スンウ旅行会社(02-720-8311)の‘簡易雪の花列車」(テベック↔チョンリャンリ汽車往復+テベック山観光)商品などをお勧めする。






