ベトナム戦争で銃傷を負ったため、現在体が不自由だ。あれから30年が経ち最近になって国家功労者としての認定を受けた。数日前、大田(テジョン)にあるシンタンポフン病院で治療を受けるため、バスに乗ることになった。シンタンジン駅前から3・4人がバスに乗車し、全員が国家功労者であったため、傷痍軍人証を見せて無料乗車することになったのだが、その時運転手が、何人無賃乗車するつもりなのかと言った。その言葉を聞いた瞬間ひどく気持ちが傷ついた。そうでなくても松葉杖をついているため、ふらついて素早く乗車できず他の乗客に対し申し訳無く思っていたところ、そんな言葉まで耳にしてとても残念に思った。国の命令で服務し、異国の地で体に傷を負い帰国したにもかかわらず、政府には30年が過ぎてようやく国家功労者として認定され、一般の人々にも不親切にされては、あまりにも虚しい。






