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韓銀の経済予測分析

Posted December. 10, 2000 19:45,   

韓国銀行は8日、来年の国内総生産(GDP)成長率は5.3%に下るが、潜在成長率(5〜6%)を下回らないため、さほど心配する状況ではないと発表した。経済がハードランディングするとか不景気にはまるわけではないという説明だ。

しかし韓銀の予想が正しいかについては疑問を抱く者も少なくない。IMF(通貨)危機直後の97年末には、98年の経済成長率予想を2.5%にするか3.0%にするかで意見が分かれた。98年の実際の成長率はマイナス6.8%だった。98年末に提示した99年の成長率も「プラスに転じる程度」だったが、実際には10.7%だった。IMF危機以後の経済展望は正しかったためしはない。

来年には国内外の不確定要素が多いため、来年の予想自体が大して意味がないという見解もある。確かに来年の経済成長率予想は、3.9%(UBSウォーバーグ)〜6.8%(LG経済研究院)と大きく差が開いている。

▽景気はかなり早く冷める、来年の第1四半期が最悪

99年に10.7%に達した後、今年の第1四半期に12.7%まで上がっていたGDP成長率は、第4四半期に6.5%まで落ち込むものと推定されている。来年の第1四半期にはさらに5.0%まで下がるというのが韓銀の予想だ。

経常収支も来年の第1四半期には赤字に戻る可能性を否定できない状況だ。韓銀は来年上半期の経常収支黒字は5億ドルに過ぎず、第1四半期には赤字を記録し得ると発表している。経常収支が赤字を記録するのは、四半期としては97年第3四半期以後初めてのことだ。

失業率も来年の第1四半期には4.5〜5.0%に達し、ややもすれば失業者が100万人を超えることもありうると予想している。消費者物価が4%を超えるのも既成事実化しつつある。これは韓銀が定めた中期物価目標(2.5±1%)を大きく外れる数値だ。

しかし下半期からは、「2段階企業銀行構造調整」が終わって不確実性がある程度解消され、米国経済も安定を取り戻して成長率が5.4%まで多少高まり、経常収支黒字も40億ドルに増え、物価上昇率も3%台前半まで下がるなど、安定を取り戻すものと予想している。

▽研究機関によって異なる経済予想

来年には世界経済や2段階構造調整等の国内外の要因がかなり不確実なため、予想自体が意味がないという指摘だ。これを反映するかのように、国内外の17研究機関が出した来年度GDP成長率予想は3.9〜6.8%と多様だ。経常収支黒字も13億〜170億ドルとバラバラである。



ホン・チャンソン記者 hcs@donga.com