セハングループが、企業改善作業に入る前にダミーの海外法人と輸出入取引きを行ったように見せかけ、銀行から600億〜1000億ウォンを調達したことが明らかになった。金融監督院は5日、セハングループが香港にペーパーカンパニーを設立した後、昨年12月からハンビッ、朝興(チョフン)、韓美(ハンミ)、ハナ、新韓(シンハン)などの国内銀行5ヵ所で立て替え輸入信用状を作成し、輸出業者に生産資金を融資するという名目で600億〜1000億ウォンを調達したと明らかにした。セハングループはこのように銀行から資金貸出を受け、香港の海外法人に送り、これを再び国内に持ち込むという便法を用いた。
金監院の関係者によると、セハンはこの資金を第2金融圏の負債の返却に使用したと見られ、金融機関が信用状を作成しながら、資金の用途を把握していたのか、与信審査が適切だったのか、などの事実を調査中であるという。チョ局長は「正確な取引き回数と金額などを調査中であり、約600億〜1000億ウォンに上る金額だと思われる」と語り、「しかしこの資金を李在寛(イ・ジェグァン)前副会長など、筆頭株主が個人的に横領した疑いは見られない」と説明した。
セハングループは6月に企業改善作業に入り、資金を便法調達した昨年12月には、すでに深刻な資金難に陥っていた状態であった。そのため銀行らがセハンに信用状を作成した際、賄賂などのロビー行為がなかったか関心が集まっている。






