ウォン対米ドルの為替レートが上昇の勢い(ウォン安)を続けて見せている。
30日、ソウル外国為替市場では、ウォン対ドルの為替レートが、終値基準で29日より13.50ウォン上がった1241.30ウォンで取り引きを終えた。これは10月1日以降、1年2ヶ月ぶりの最高値だ。この日、外国為替市場は6ウォン上昇した強勢で始まった。域外先物換(NDF)市場で国内の外国人投資家らが、為替危機を防ぐためのヘッジ需要を拡大し、一部投機勢力も加勢し、上昇を導いた。ここに証券市場で株式を売った外国人が、ドルに替えようと注文を行い、輸入決済取引量まで追い込まれ、午後に入り上昇幅はより大きくなった。
台湾ドルとインドネシア・ルピア、タイ・バーツ、ホンコン・ドル、などアジア通貨も一斉に劣勢となり、ウォン安を導いた。
ある外国為替ディーラーは「政府の口頭介入と韓国資産管理公社から『取引量の供給に出る』という発言はあったが、実際ドル取引がなされないまま、輸出代金が市場後半に出ていったにもかかわらず、上昇の勢いはおさまらなかった」と話した。外国為替ディーラーは「輸出で稼いだドル取引がすぐに大量に出ていくと見られ、1日からが調整局面を迎える」と見通した。






