ゼンラナンド(全羅南道)は広域自治団体としては初めて来年の1月1日から、道内の農漁村地域で子どもを出産した女性に10万ウォンの出産奨励金を支給すると28日、発表した。
全羅南道は郡単位の居住住民と市単位では農業や漁業に従事する住民を対象に奨励金を支給する計画であるが、年間1万5000名余りの新生児が出生すると予想し、15億ウォンの予算計画を立てている。全羅南道は89年127万7000名ほどだった農漁村の人口が、昨年には73万3000名あまりの42%減少するなど、毎年減少傾向を見せている。
全羅南道の関係者は「農漁村住民の困難を共に分かち合い、道として道民の誕生を祝う意味の出産奨励金の支給を推進することになった」とし「出産率を調査し支給額と支給対象の範囲を徐々に広げていく計画だ」と述べた。
鄭勝豪(ジョン・スンホ)記者 shjung@donga.com






