ウォン・ドルの為替レートが大幅に上昇(ウォン貨値下落)し13ヵ月ぶりに1200ウォン台に突入した。ソウルの為替市場では29日、ウォン・ドル為替は終値基準で先日より16.10ウォンが上がった1200.80ウォンで大引けした。昨年10月29日に1200.00ウォンを記録した以降、13ヵ月ぶりのこと。
この日の為替市場では、月末にもかかわらず、輸出業会社がドル物量を出せなかったうえ、政府の要求を受けてドル買入を自制してきた精油会社らの輸入決済需要が2〜3億ドルとなることから、午前市場から騰勢で出発した。また、域外先物の為替市場で外国人の投資家のへッジ用の需要が増えながら上昇の傾向が続いた。さらに円貨の弱勢をはじめ、米ドル貨に対する台湾ドルの為替も33.200まで上昇したことなど、アジア通貨が全般的に弱めを示したのが為替上昇をそそのかした。市場が終る直前、外国為替当局が口頭介入を断行したが、騰勢は止まらなかった。
韓国外換銀行のディーラーは「ウォン貨の価値が台湾ドルや日本円など周辺国の通貨に比べ、高く評価されているため、外国為替の当局がうかつに介入できないようだ」とし、「来週中には1220ウォンまで上昇すると予想される」と話した。しかし外国為替ディーラーは、「急騰勢が再び再演されるとは見込めないが、来月中旬まで1190〜1220ウォンの間の騰落を繰り返すと思われる」と見通した。






