MICコリアの代表・陳承鉉(ジン・スンヒョン、27)氏の金融不正事件を捜査しているソウル地検・特殊1部(李承玖/イ・スング/部長)は27日、リゼント証券(旧デユウリゼント証券) の株価に対する操作疑惑と関連して、この証券会社の持主会社のコリアオンライン(KOL)のジム・メーロン(43)会長を召喚し調査すると明らかにした。
また、検察は陳氏の検挙専担班を拡大編成した。
地検関係筋は「ジム・メーロン会長を召喚し、陳氏との関係などを調査することで、株価に対する操作疑惑の事実が確実視されると見られる」と述べた。
地検は、英国の国籍をもっているジム・メーロン会長が主に英国と香港など海外に滞留していることから、KOL側にジム・メーロン会長に対する捜査協調を要請する方針。
金融監督院は、ジム・メーロン会長について陳承鉉氏、リゼント証券のコ・チャンゴン前社長らとともにリゼント証券の株価操作にかかわった容疑で検察に捜査を依頼した。
地検は「陳氏が今年4月、SPBC(スイス・プリバットバンク・コンソーシアム)から3000万ドルの外資を誘致する条件付きで、アセア総合金融(現ハンス総合金融)の大株主である大韓紡織のソル・ウォンシク会長の夫子から米貨10ドルで、アセア総合金融を引き受けた件と関連し、息子のソル・ボム氏を召喚し調査している」と話した。また、ソル・ウォンシク氏は海外へ逃避しているため、手配を下ろした状況であることが明るみになった。
李秀衡(イ・スヒョン)記者 sooh@donga.com






