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韓国映画、初の全米封切り

Posted October. 31, 2000 15:14,   

「人情事情見ずべからず」(李明世・イミョンセ監督)と「春香伝(チュンヒャンジョン)」(林權澤・イムゴンテク監督)が韓国映画としては初めて米国全地域の配給ラインを通じて年末から来年の年頭にかけ相次いで封切られる。

ニューヨークに滞在中のイ・ミョンセ監督は30日、「『人情事情見るべからず』が米州全地域への配給ラインを備えたアメリカの配給社であるライオンスゲートを通じて、12月初旬、ニューヨークとロサンゼルスなどの大都市から段階を経て米国全地域へと拡大上映される」と話した。

韓国映画は、米国では同胞を対象に封切られた事はあったが全米におよぶ配給ラインを通じて封切られるのは初めてのこと。

「人情事情見ずべからず」は今年のサンデンス映画祭で好評を得た他、ニューヨークタイムズとインターナショナル・ヘラルドトリビューンで大きく取り上げられるなど、韓国映画としては類のない関心を呼び起こした。

「春香伝」も同じく2001年1月1日、ニューヨークの芸術映画の専用シアターである「アンジェリカ・フィルムセンター」を筆頭にロサンゼルスなど全米へと拡大上映される。「春香伝」の米国内配給を担当した会社は「LOT47フィルムズ」。

LOT47フィルムズは、今回の上映をきっかけに「春香伝」を来年度のアカデミー最優秀外国語映画部門の予備候補作として出品した。最優秀外国語映画部門に出品するためには、米国内の配給社と制作局、制作社の推薦を必要とする他、全米における1週間以上の興行記録がなければならない。

韓国映画はこれまで、‘国家別推薦’という形で映画振興委員会を通して1作品ずつ推薦されるだけだったため、米国内の配給社を通じて正式に出品されるのは今回が初めて。毎年5作品が選定される最優秀外国語映画賞の候補作として韓国映画がノミネートされたことは一度もなかった。

「春香伝」は11月22日、フランス・パリの5、6の劇場を筆頭にフランス全地域へと拡大上映される見通しであり、12月中旬には日本でも上映される。



權宰賢(ゴン・ジェヒョン)記者 confetti@donga.com