政府は、北朝鮮が労働党の創建を祝う行事(10月10日)に伴ない韓国側の政党・社会団体を招いたことと関連し、これに対する政府の立場として、個別団体が訪北申請書を提出する際に決めると発表した。
統一部の当局者は4日、「政府はまだ方針を決めていない」とし、「個別団体の申請が入って来た時、受け入れるか否かについての方針を決めるつもり」だと述べた。
政府がこのように簡単に決定を下ろすことができずにいるのは、北朝鮮側の提議をきっぱりと断れないという側面があるからだ。
政府当局者は「国民は北朝鮮の党創建日の祝賀行事に韓国の政党や社会団体が参加するということに関して不快さを感じる」とし、「しかし最近の南北関係の進展状況を考慮した際、北朝鮮側の提議をそう簡単に無視する訳にはいかないというのも事実」だと述べた。
一方、民主労働党は4日に行われた党代表団会議で、北朝鮮労働党の招請に応じることで意見を共にし、5日、政府に正式に訪北承認申請書を提出することにした。
キム・ヨンシク、ゴン・ジョンシク記者 spear@donga.com






