次世代移動通信IMT-2000サービスの開始が遅れる可能性が出てきた。アン・ビョンヨプ(安炳鎏)情報通信省相は月曜日、「IMT-2000技術標準協議会がサービスの時期延期を要請するならば受け入れることもできる」と明らかにし、2002年6月に予定されていた常用化の時期延期の可能性をそれとなくほのめかした。アン大臣はこの日、記者たちに会い「IMT-2000常用化は、もともと2002年ワールドカップ開幕日程に合わせようとしていたが、過剰重複投資を防ぐため、その時期を念押ししなかった」と前置きし「現在は同期式の開発日程は速く進んでおり、非同期式が多少立ち後れている状況であるが、両陣営が協力すれば難しさはなくなるだろう」と語った。
このような発言は国産非同期装備投入のため、サービス時期を1年遅らすかもしれないというSKテレコムのサービス時期延期論と通じるものである。
アン大臣はまた、技術標準について「業界技術標準協議会で意見を集め提出すれば、どのような協議案であれ受け入れるつもりだ」と語り、政府の非介入原則を再確認した。これは業界が協議すれば非同期や同期式単一化法案も受け取るという意味にとれる。情報通信省は今まで同期式と非同期式事業者が必ず共存しなければならないという立場を取ってきた。






