国連ミレニアム首脳会議に参加するため、6日の朝(以下韓国時間)ニューヨークに到着する予定の金大中(キム・デジュン)大統領は、この日、宿所のウォルドフ・アストリアホテルで、北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と晩餐を兼ねた会談を行う予定だ。
金大統領と金委員長はこの会談で、離散家族問題を根元的に解決するため、できる限り早い時期に優先的に南北離散家族全員の生死を確認し、書信を交換できるようにするということで意見を共にする見通しだ。
双方はまた、14日に予定されているキョンイ(京義)線の復元工事の起工式を契機に、南北経済協力を活性化しなければならないということに共感し、今後の長官級会談で投資保障協定、清算改定、二重課税防止協定などの制度的装置を設けて行くことで意見を共にするであろうと伝えられている。
双方はこれと共に、離散家族対面、非転向長期囚の送還、相互誹謗の中断など、南北首脳会談以降の進展状況を肯定的に評価し、和解協力のために南北が真剣に努力し合うことで合意すると見ている。
金大統領は特に、経済協力と平行して、緊張緩和と信頼作りのための措置を取るべきだとし、軍事当局者会談開催の必要性を強調する予定だ。
金大統領は民族の同質性回復のために、社会や文化の分野の交流をより拡大しなければならないという点も強調すると知られている。






