金泳三(キム・イョンサム)前大統領が最近、「民主山岳会」を再建するとの意思を示すなど、重鎮政治家らと相次いで対面していることに対して、本格的に政治を再開するための準備作業であるとみられている。
金前大統領は2日、ソウルの自宅で民国党の金潤煥(キ厶・ユンファン)代表代行と食事をした。金代行はその場で「現在の政党構図としては、どの党も独自的に政権を取れない」と述べ、『地域連帯を通した政権創出』を主張したといわれる。また「今話したら、コトを仕損じる」とし、詳しい内容については明らかにしていない。
数日前には、無所属の鄭夢準(ジョン・モンジュン)議員が金前大統領と会った。鄭議員は韓国とナイジェリア代表チームとのサッカーの試合に金前大統領を招請し、2002年大統領選挙の向背などについて相談したと言われている。また、ハンナラ党の金徳竜(キ厶・トクリョン)議員や李寿成(イ・スソン)前議員、朴燦鍾(パク・チャンジョン)前議員らも、最近金前大統領を訪ねた。
宣大仁(ソン・デイン)記者 eodls@donga.com






