
国会は今日の午後、与野党が参加するなか本会議を開いた。今日の会議では第215回定期国会の開会式を行ったが、これによって100日間の会期に突入したことになる。
この日の開会式にはハンナラ党の不参加が予想されていたが、総裁団会議と議員総会での話し合いによってハンナラ党が参加することになり、正常な開会式を行うことができた。
しかしハンナラ党が、民主党の選挙費用の実査介入疑惑に対して国政調査と特別検査制の導入などを要求することにより議事日程の協議を拒否したまま場外闘争を計画しているため、国会の始まりから跛行が予想されている。
ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)総裁は、今回の議員総会で、開会式に参加したからといってすべてのことを院内活動にするということではなく、場外集会をしないということでもないとしながら、当分の間、場外闘争に全力を尽くすことを示唆した。
一方、李万燮(イ・マンソプ)国会議長は開会の言葉で、いつまでも国会が死生決断式の党論政府と政党利己主義の人質となり、民政を無視して歴史と国民の前に恥をさらさなければならないならないのかとし、速急な国会正常化を訴えた。
21世紀に入ってから初めて行われた今回の定期国会は、12月9日まで行われ、各種の民政改革法案や来年度の予算案などを審議処理し、20日間の国政検査を通して、政府の各部署および傘下機関に対する国政遂行監視機能を行うことになる。






