
23日(水)夜から降り続いた大雨で全国で3人が死亡または行方不明になり、至るどころで車両通行が制限され、農地が浸水するなど、雨による被害が相次いだ。気象庁は25日、中国内陸から流入している温暖多湿な南西気流と北西の冷たい空気圧が交差し、黄海上で活性化した雨雲が韓国全域へ移動中だとし、27日(日)まで雨が続き、来週始めまでは曇りまたは雨の降る可柏ォがあると卵ェした。
23日夜から25日午後3時までの全国の雨量は、群山(グンサン)177.5mm、ャEル136.3mm、仁川(インチョン)157.5mm、大田(デジョン)163.2mm、全羅(ジョンラ)北道の井邑(ジョンウップ)160.5mmなど。今回の雨雲は26日まで全国を移動しながら、さらに慶尚(キョンサン)南北道で40〜60mm(多いところで80mm以上)、ャEル、京畿(キョンギ)道、忠清(チュンチョン)南北道、全羅南北道でそれぞれ50〜100mm(多いところで150mm以上)の雨が降ると気象庁は見通している。気象庁の関係者は、今回の雨は今年入って最も多い累積雨量を記録する可柏ォがあるとし、特に26日にも局地的に強い雨の降るところがあるため、水防対策への注意を呼び掛けた。
一方、今回の豪雨で24日午後1時40分頃、忠清南道青陽郡(チョンヤン)・韓国電波基地局のイ・ジェマン氏など、2人が1トン貨物車を運転してジュクリン橋を渡る途中、突然水嵩が増した川に流され、貨物車に乗ったまま行方不明になったが、イ氏は25日午前7時頃事故地点から4㎞ほど離れたチャンピョン面クリョン里の河川で死亡したまま発見された。 25日午後1時15分頃には全羅南道順天市で川を渡っていたイ・スンダル氏が急流に巻き込まれ行方不明になったが、約1時間後死亡した状態で発見された。
この日ャEル麻浦(マポ)区サンアム洞の地下車道が浸水し、車両通行が統制され、京畿道議政(ウィジョン)府の河川敷地内の自動車の迂回道路も浸水した。 また、同日午後1時50分頃、春川(チュンチョン)市サブク面ゴタン里の春川〜華川(ファチョン)間の地方道路に約100トンの崖崩れが発生、この区間を運行する車両の通行が統制された一方、束草(ャNチョ)、蔚山(ウルサン)、群山(グンサン)、麗水(ヨス)、木浦(モクポ)空港など、5つの航路が欠航し、一部の沿岸旅客船が足止めされた。






