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石油化学工場で爆発事故、6名死亡17名負傷

Posted August. 24, 2000 18:12,   

全羅南道ヨス市のヨチョン産業団地内の石油化学製品生産工場で大きな爆発事故が発生、6名が死亡し、17名が重軽傷を負った。24日(木曜日)午前、ヨチョン産業団地内のホーャ塔Pメックスのメチルエーテルケートン・パーオキサイド(MEK-PO)の製造工場で爆発事故が起き、作業中の従業員6名が死亡し、17名が重傷を負いヨス・ャ塔Vム病院などで治療を受けている。この日、爆発と同時に鉄筋コンクリートの建物が崩れ落ちたため、人命被害が大きくなった。

また、爆発の余波で約200メートルあまり離れたクムホP&G1工場と、クムホ・モンサント工場など、3社の建物の天上の一部が落ち、ガラス数百枚が破損し、近隣のLG化学第二工場の熱併合発電機の稼動が一時中断した。警察はこの日の爆発事故で、約5億4000万ウォン相当の被害が出たものと暫定的に計算している。この工場は18日から老朽化した装備の交替作業などのために、稼動を一時中断した状態であり、事故当時、職員300名が整備補修と完製品の出荷のため、試験稼動作業を行っていた。

警察は、工場内の温度を維持する調節装置が正しく作動せず、室内温度が上昇して、揮発性が高いメチルエーテルケートンが爆発したものと見て、詳しい事故原因を調査中である。警察と消防所は、爆発当時に生き埋めになった職員達がいるものと見て救助作業を行っている。職員72名が勤務するホーャ刀Eケメックスはペイント塗料・石油化学製品添加剤・食用油抽出溶剤などを生産している。