韓国と北朝鮮との南北首脳会談での6・15南北共同宣言から始まった南北朝鮮の関係における変化が、時間が経つに従いよりはやくなっている。南と北の全国を涙の渦に巻き込んだ8・15離散家族相互訪問に引き続いて今月末、第2次南北朝鮮閣僚級会談、9月初の非転向長期囚の送還、離散家族第2次対面など、わずか何ヵ月前には考えられなかった南北朝鮮間の諸交流と行事が続く嵐閧セ。
しかし絶えず変化する韓国内の状況に集中しすぎて外部の流れを見逃す心配もある。周辺国家の角逐により朝鮮半島が分断され、今も彼らの強力なしには南北朝鮮の問題の根本的な解決ができないということを勘案すれば、南北朝鮮関係の変化が急速に廻れば廻るほど冷静に朝鮮半島の周辺を観察する姿勢が以前に増して必要になる。
南北朝鮮の関係における急速な変化は、朝鮮半島の周辺4強(米国、日本、中国、ロシア)との利害関係にも相当な影響を及ぼしている。それに最近、朝鮮半島を求める4国の足取りも速くなっている。そのうち、韓国と長い年月をかけて安保共助をしてきた米国は、南北朝鮮の関係変化に格別な関心を注ぐ雰囲気だ。
数日前、米国を訪問した与野党議員らは、「米国は朝鮮半島の和解ムードに積極的な支持を送る」とし、「朝鮮半島をめぐる諸問題において主導権喪失を懸念しており、特に駐韓米軍をめぐる地位変更の可柏ォに対して敏感な反応を示した」とする。米国内部で朝鮮半島情勢についての視覚差は、大統領選挙を控えて、民主党と共和党の政綱政策にも浮黷ス。民主党は韓国の太陽政策を全面支持しているが、共和党は北朝鮮について否定的な立場を固守している。
韓国内部でも南北関係の進展に従い米国に対する見解の差が浮黷トいる。メヒャンリ射撃場や駐韓米軍地位協定(SOFA) 改定問題など、韓米をめぐる懸案がそのような見方の差を強化させたのかもしれない。しかし韓米関係と南北朝鮮関係は、相互補完的に発展しなければならないというのが、韓国の立場である。従って南北朝鮮関係が猛スピードで進展されることにより、米国内での朝鮮半島に対する見解の差や、韓国内の米国に対する見解の差が拡大されることは、望ましい現状ではない。
21世紀平和財団と平和研究所が19日主催した韓米フォーラムの参加者等は、韓米関係において韓国の主権は強調すべき事項であるが、極端的な反米感情は警戒しなければならない、と口を揃えた。アメリカは朝鮮半島においての平和体制を穀zするため、最も重要な役割を履行する韓国の友邦だと強調した。南北朝鮮関係が急流に乗っている現時点として、4強との均衡外交も大事であるが、韓米関係に、より特別な配慮が必要である理由と言えよう。






