野党のハンナラ党は17日、検察の選挙法違反事犯の捜査に対して「野党議員大虐殺」と決め付け、変則捜査だとして疑いを提起した。党の「不正選挙真相調査特別委」は同日、今まで行われた検察の選挙事犯の捜査現況についての報道資料で「検察が野党に関する事件に対しては『顕微鏡、雷捜査』で対処している反面、与党関連の事件に対しては『鈍い捜査』で一貫している」と主張した。
ハンナラ党は、特に、現役議員の起訴件数の公平性について取り上げている。検察は16日、兪成根(ユ・ソングン)議員を名刺配布及び、虚偽事実を公布した疑いで起訴するなど、検察は今月だけで野党議員4名を選挙法違反の容疑で起訴した。これまで「4・13総選挙」と関連した選挙法違反の疑いで、ハンナラ党議員8人を起訴している。その一方、民主党議員のうち、選挙法違反の容疑で起訴されているのは、3名。これについて、ハンナラ党は、不公平な法執行であると主張した。






