北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が開城(ケャ刀jを観光地として開放し、経済特区に指定することに合意したことは、南北統一に向けてまた一歩大きく踏み出したこととして評価されている。
北朝鮮の立場からすれば、韓国の住民達がマンウォル台やバクヨン滝を見学できるようにしたのは、金剛山観光とは違った次元の決断が必要なことだ。船で公海上を運航し、金剛山だけを見学して戻って来る金剛山観光とケャ唐フ観光は質的に違うからだ。韓国のバスが鉄索とケャ唐傺ハ過して南北を往来できるというのは北朝鮮の住民にもかなりの影響を与えることが卵zされる。
工業団地の開発も金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の政治的な決断が作用したものと見られている。
現代は当初、西海岸の工業団地の敷地をヘジュにしたいと頑固に要求してきたが、へジュは平壌(ピョンヤン)から近いため、政治的にもかなり危険な賭けだという意見が北朝鮮内で支配的だった。中国も開放初期には北京の周りではなく、海岸地方を経済特区に指定し、開放政策を実験してきた。
これにより、北朝鮮は中国の国境近くにあるシンイ州を、工業団地の敷地として現代側に推薦したが、現代側は難色を示して来た。結局、両国が少しずつ譲歩し合い、平壌から多少離れたケャ唐傖H業団地の敷地として確定したが、ここにケャ投マ光という贈り物が付いた。
現代側はケャ唐烽ヨジュに負けないほどの工業団地の候補地だとして満足している。まずケャ唐ヘ、板門店から8キロしか離れておらず、乗用車で10分しかかからない韓国に最も近い大都市で、物資や人力の輸送に有利な土地柄だ。また、来年開通する京義(キョンイ)線を利用することもでき、物流費用が最小化されるのも大きな魅力だ。
ケャ唐ヘ内陸地方の平地として、工業団地にも適当な地形的特性を持っているだけでなく、西側地域にあるイェャ桃]およびイムジン江を利用することもできるため、用水の供給も円滑に行うことができる。
事業が円滑に進められれば、ケャ唐ヘ韓国と北朝鮮の経済中心地としての役割を果たすことになり、キョンイ線が開通し、仁川港を利用した海上手続きが可狽ノなれば、南北のシナジー効果も極大化すると見られている。
現代はケャ唐傖H業団地面積800万坪(工業団地敷地560万坪、工業団地基盤施設240万坪)と1,200万坪の背後都市と合わせて2,000万坪の工業団地にする嵐閨Bケャ桃H業団地には850の企業が入り、北朝鮮勤労者22万人が働くことになり、年間200億ドルの輸出を目標にしている。
現代は金剛山観光についても、これからが本当の意味での観光が可狽ノなると話している程、北朝鮮から大きな贈り物を受け取ったことになる。また、ゴルフ場などのレジャー団地の造成、海上・陸上ホテルの建設、外国人への観光開放、航路を4時間短縮などといった約束を引き出すことにより、これまで金剛山観光の最大の弱点として指摘されてきた不便さを大幅に解消できるようになった。
北朝鮮の専門家達はこの日、現代側の発浮ニ関連し、現代側の発葡ハりになるとすれば、もうひとつの南北関係の画期的な改善だと評価できるとし、ケャ桃H業団地事業がどのように進められるかを見れば、北朝鮮が現代に約束したことを守る意志があるかどうかが分かるだろうと指摘している。






