東国大法学科の曹国(チョー・グック)教授は最近、大韓弁護士協会の月刊機関誌「人権と正義」に寄稿した「ストーキングに対する刑法的対策とは」という文の中で、ストーカーを5つのタイプに分け関心を呼んでいる。
一つ目は断られた経験を持つストーカー(The rejected)。彼らは和解と復讐という二重の感情を抱き、関係が終わった恋人、友だち、会社の同僚等を付け回すという。彼らはそろって社会適応能力欠如、偏執狂的嫉妬心、無力症、自己嫌悪が強いなどの人格障害を持っており、相手を脅して満足感を得ようとする。
二つ目は親密感追求型。(The intimacy seeker)。彼らは個人的に面識のない人と霊的な関係があると妄想するタイプの精神病を患っていることが多い。被害者はたいてい有名人か道で偶然出会った人たちだ。
三つ目は無能力者型(The incompetent)。彼らは知的社会的能力が不足し、関係を結ぶのが難しい相手と付き合いたがるという。彼らは親密感追求型ストーカーと異なり、被害者に魅力は感じながらもそれほど夢中にならないと教授は説明する。
曹教授が一番危険なタイプとして分類したストーカーは憤慨型(The resentful)と侵奪(The predatory)。憤慨型は被害者を驚かし、不安がらせることを目的としており、侵奪型は相手を制圧する自分の力と統制力を発揮できる過程に喜びを感じるという。侵奪型ストーカーは性的変態者の場合が多く、性犯罪の前科もあるというのが曹教授の分析だ。
曹教授はストーキングは早期の段階に防がなければ、暴行、拉致、殺人等の凶悪犯罪に発展しやすいと話している。






