ある在米事業家が(29)が活発な市民活動を繰り広げている参与連帯に6億ウォンを寄付した。当金額はこれまで個人が非政府機関(NGO)に寄付した中で最高額に値する。
匿名を希望する彼は、米国でインターネット関連事業を創業し、多大な資産を得た。
参与連帯との縁は、彼が今年の1月、参与連帯のインターネットホ−ムページにEメールを送る事によりはじまった。彼は、当時、参与連帯で無報酬で働いていた河承秀(ハ・スンス)李相勲(イ・サンフン)弁護士等、公益法律家の活動に関心をもっていたため,彼らが設立準備中であった公益法センター(仮称)の基金として5000万ウォンを送金した事を契機に参与連帯会員に加入した。
彼は帰国した後の7月13日、参与連帯を直接訪問し、「参与連帯の活動を見守って我々の社会を健康で秩序的な所へと変えるために努力しようという信念を持つようになった」との発表と同時に5億5000万ウォンを後援口座に送金した。
また彼は、「私はまだ若く、稼いだ金に寄りかかって楽に生きるつもりはない」とし、「今回の寄付をきっかけに多くの基金が作られ、我々の社会が少しでも明るくなることを願っている」と話した。






