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北朝鮮、米国との対話拒否さらに働きかけへ

北朝鮮、米国との対話拒否さらに働きかけへ

Posted February. 25, 2002 09:28,   

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韓米両国政府は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が米朝対話の提案を拒否したことで、北朝鮮を対話のテーブルに引き出すため、韓米の協調体制を強化する一方、南北対話の再開に力を入れていくことにした。

米政府も今週中に、プリチャード韓半島和平担当特使と北朝鮮の朴吉淵(バク・ギルヨン)国連大使との接触を通じて、米朝対話の再開を重ねて促していく計画だ。

政府当局者は24日、「米国が対話をするとの立場を重ねて示しているだけに、当分の間は北朝鮮側の反応を見守るしかない状況だ。米国との協議を通じて、南北対話を実現する方策を積極的に検討していきたい」と述べた。

政府は金剛山(クムガンサン)で開かれる「新年を祝う南北共同行事(26〜28日)」を見守った後、北朝鮮に対する肥料と食糧支援などを媒介に、北朝鮮を対話のテーブルに引き出す方策を積極的に模索することにした。

また、北朝鮮がアリラン祭典(4月29日〜6月29日)と金剛山観光を連携させる案を積極的に提案してくれば、協議に応じる方針だ。

一方、パウエル米国務長官は23日の記者会見で「米国は北朝鮮に対して、重ねて交渉に応じるよう促していく方針であり、ニューヨークで、彼らに対話の扉が開かれていることを知らせる計画だ」と述べた。

しかし、北朝鮮は24日「ブッシュ米大統領の韓国訪問を契機に、韓国当局は非常警戒令をだし、数多くの警察と軍隊を非常事態下に置くことで、殺伐としたムードを作り出した」として、韓米首脳会談以来初めて韓国当局を非難した。

崔成泓(チェ・ソンホン)外交通商部長官は23日、野党ハンナラ党の李會昌(イ・フェチャン)総裁を訪問、韓米首脳会談の結果を説明し、「南北対話の再開への努力を強化するとともに、北朝鮮に対し対話を通じて解決するよう促していくつもりだ」と語った。



taylor55@donga.com · spear@donga.com