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昨年の2倍に迫るリンゴ価格、昨年比88%値上がりし過去最大の上昇幅

昨年の2倍に迫るリンゴ価格、昨年比88%値上がりし過去最大の上昇幅

Posted April. 03, 2024 09:07,   

Updated April. 03, 2024 09:07

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先月、リンゴ価格が再び天井知らずに上がった。「金のリンゴ」をめぐる議論が本格化した2月よりも、価格がさらに高騰した。農畜水産物の価格が高騰し、国際原油価格まで高騰したことで、消費者物価の上昇率は2ヵ月間、3%台の高止まりを続けている。

2日、統計庁の「消費者物価動向」によると、先月のリンゴ価格は1年前より88.2%値上がりした。前年同月比で、2月(71.0%)よりも上昇幅が大きくなった。統計を取り始めた1980年1月以降、過去最大の上げ幅を記録した。消費者がよく買い求める他の果物も、記録的な価格高騰が続いている。梨は1年前より87.8%値上がりして過去最大幅に高騰し、みかんは68.4%、柿は54.0%それぞれ値上がりした。統計庁が集計する19の果物のうち、1年前に比べて価格が下がったのは輸入品のマンゴー(マイナス21.4%)やアボカド(マイナス3.2%)、ブルーベリー(マイナス1.4%)の3つだけだ。

果物をはじめとする農畜水産物全体の物価は11.7%高騰し、2年11ヵ月ぶりの高水準となった。外食サービスの価格も3.4%上昇した。先月、全体の消費者物価は1年前より3.1%上昇し、2月(3.1%)に続いて2ヵ月連続で3%台の上昇率を記録した。

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は同日、閣議を主宰し「食料品価格が安定し、国民が体感できるまで緊急農畜産物価格安定資金を無制限、かつ無期限投入する」と話した。


世宗市=ソン・ヘミ記者、チョ・ウンヒョン記者 1am@donga.com