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米・日・台湾・欧州の株価が史上最高値、革新が押し上げたグローバル株高

米・日・台湾・欧州の株価が史上最高値、革新が押し上げたグローバル株高

Posted February. 24, 2024 08:38,   

Updated February. 24, 2024 08:38

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人工知能(AI)半導体市場の8割を支配する米半導体企業NVIDIAの爆発的な業績がグローバル市場を揺るがしている。米国の株式市場が史上最高値を更新しただけでなく、その影響で日本、欧州、台湾の株式市場まで歴代最高値を更新した。AIの革新から始まった世界株式市場の上昇ラリーが進行しているにもかかわらず、韓国株式市場は流れから外れ、6年前の水準にとどまっている。

ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は22日、史上初めて3万9千ドルを突破した。市場予想を大きく上回ったNVIDIAの業績発表が株価を牽引した。NVIDIAの株価は一日で16.4%上昇し、時価総額は2兆ドルに近づいた。日本の日経平均株価は、バブル崩壊前の水準を回復し、34年2ヵ月ぶりに過去最高値を更新した。台湾加権指数も連日最高値を更新している。ストックス欧州600指数も開始以来、最高水準に達した。

「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる企業が米株式市場の歴史を塗り替えている。マイクロソフト(MS)、アルファベットなどのビッグテック企業がAI革命を主導し、AI半導体の絶対的な強者であるNVIDIAとライバルのAMDが反射利益を得て、株式市場が沸き上がっている。日本株式市場は、東京エレクトロンなど半導体装備企業が複数含まれた「セブン・サムライ」がAI革命の波及効果を享受している。台湾の株価は、NVIDIA半導体を独占生産するTSMCが、欧州の株価は半導体設計の強者である英国のARMと半導体露光装置メーカーのオランダASMLなどが牽引している。

一方、韓国株式市場では、AIブームの恩恵を受ける企業が少ない。高帯域幅メモリ(HBM)をNVIDIAに供給するSKハイニックスの株価が最高値を記録したが、株式市場全体を牽引するには力不足だ。サムスン電子、ネイバー、カカオなどが躍動している韓国のAIの実力は、米国を100点満点で見た場合、まだ47点レベルと見られている。次世代の成長動力として注目されていたバッテリー企業は、電気自動車市場の低迷でむしろ全体の株価を引き下げている。

米国など主要国の株式市場の躍進は、グローバル投資家たちが未来価値が確実な企業に集まっていることによる。韓国を代表する企業が第4次産業革命の中心で価値を証明できなければ、株価浮揚のためにいくら多くのカードを使っても効果は現れない。革新分野の超格差競争力の確保に企業と政府が使えるすべての資源を注ぎ込まなければならない理由だ。