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ロシアのパレスチナ支持者ら、イスラエル発旅客機の着陸で空港乱入

ロシアのパレスチナ支持者ら、イスラエル発旅客機の着陸で空港乱入

Posted October. 31, 2023 09:44,   

Updated October. 31, 2023 09:44

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ロシアでパレスチナ支持者らが空港に乱入し、イスラエルから来た旅客機を囲んで暴動を起こした。イスラエル軍がガザ地区の地上戦に本格的に突入し、反イスラエルデモが激しくなっている。

AP通信によると、29日(現地時間)午後、ロシア南部ダゲスタン共和国のマハチカラ空港でイスラエル発の旅客機が着陸したというニュースが伝わると、パレスチナ国旗を持った数百人が空港の出入口を壊し、入国ゲートと滑走路に乱入した。ソーシャルメディアに投稿された映像によると、数十人が無断で滑走路まで走り出し、イスラエルから到着したロシアの航空会社レッドウィングス航空の旅客機を囲み、パレスチナ国旗を振って叫んだ。多くはアラビア語で「神は偉大なり」と叫んだという。一部は、駐車中の車を揺さぶったり、入国審査場の手荷物受取台や検索台などでイスラエル人を探し回ったりした。彼らの暴動は、空港の通報を受けて警察が出動した後に止まった。ダゲスタン共和国保健省は、この騒動で警察や民間人20人以上が負傷し、このうち2人は重傷だと明らかにした。地域航空庁は、マハチカラ空港を来月6日まで閉鎖すると発表した。

イスラエルのネタニヤフ首相は29日夜、「ロシア当局がすべてのイスラエル市民とユダヤ人の安全を守り、暴徒とユダヤ人に対する乱暴な扇動に対して取り締まるよう期待する」と声明を発表した。ダゲスタン共和国当局は、パレスチナ支持を表明しながらも、住民にデモに参加しないよう呼びかけた。

パレスチナを支持し、イスラエルを批判するデモは世界各地で続いた。ロイター通信によると、戦闘停止を求めるデモが28日、英国ロンドンとフランス・マルセイユ、デンマーク・コペンハーゲン、イタリア・ローマなどで行われた。ニュージーランドのウェリントンでも、パレスチナ国旗と「自由パレスチナ」と書かれたプラカードを持った市民約1千人が国会に向かって行進した。

このようなデモが反ユダヤ主義を助長することを懸念する声も高まっている。欧州連合(EU)基本権庁のマイケル・オフラハティ長官は30日、「反ユダヤ主義は根深い人種差別主義」と警告したと、英紙ガーディアンが伝えた。


趙은아 achim@donga.com