
ランディ・ジョージ米陸軍参謀総長候補(58・写真)が12日(現地時間)、「韓国戦争に参戦した兵士の説得で軍人の道を歩み始めた」と明らかにした。米軍は募兵制だが、最近かなりの人材不足を経験している。志願者を増やすには、韓国戦争参戦兵士などの経験を広く伝える必要があると判断したとみられる。
ジョージ氏は同日、米上院軍事委員会が開いた承認公聴会で、「故郷のアイオワ州エルドンには軍部隊がなく、私の家も軍人の家ではなかった」とし、高校生の時に知り合った韓国戦争の参戦兵士が軍時代の話を聞かせてくれ、その話に大いに感銘を受けたと話した。ジョージ氏は、「このような交流は若者の人生において決定的に重要だ。彼らが入隊を決定するうえで大きな影響を与えるだろう」と強調した。
ジョージ氏は、「韓半島で緊急事態が発生した時、何が最も重要か」という質問に、「米韓連合軍の持続的なチームワークは、韓半島での作戦遂行において米軍の能力を向上させるだろう」と述べ、韓米合同軍事演習を強化する必要性を強調した。
ジョージ氏は、17歳で軍に入隊した。その後、米陸軍士官学校(ウェストポイント)を卒業し、将校になった。湾岸戦争、イラク戦争などに行った経験もあり、陸軍参謀次長も務めた。今年4月、バイデン大統領から参謀総長に指名された。
ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com






