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「ウォール街の皇帝」ダイモン会長来韓、KICなどと事業協力協議

「ウォール街の皇帝」ダイモン会長来韓、KICなどと事業協力協議

Posted June. 06, 2023 08:52,   

Updated June. 06, 2023 08:52

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「ウォール街の皇帝」と呼ばれるJPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン会長(写真)が5日訪韓し、韓国国内の主要機関投資家らと会った。

ダイモン氏は同日午前、専用機で日本の東京から出発し、昼12時50分、金浦(キムポ)空港から韓国入りした。ダイモン氏は早速ソウル鍾路区(チョンノグ)のフォーシーズンズホテルに向かい、韓国投資公社(KIC)のチン・スンホ社長と5大金融持株会長など金融界の関係者と会い、国内外の事業協力および投資パートナーシップなどについて話し合ったという。

ダイモン氏は先月、破産危機に追い込まれた米ファーストリパブリック銀行(FRB)を突然買収し、グローバル金融市場の「救援投手」の役割を果たし注目を集めた。来年の米大統領選の候補にも取りざたされているダイモン会長は、この1週間で中国や台湾、日本などアジア主要国を相次いで訪問し、歩幅を広げている。

先月31日、「JPモルガン・グローバル・チャイナ・サミット」への出席のために中国上海を訪れた席で、ダイモン氏は、ブルームバーグテレビとのインタビューを通じて、「中国との貿易は減るだろうが、それはデカップリング(供給網分離)ではない」とし、「(JPモルガンは、中国に)良い時も悪い時も残るだろう」と話した。


朴民優 minwoo@donga.com