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カカオモビリティが英プラットフォームを買収

カカオモビリティが英プラットフォームを買収

Posted March. 23, 2023 08:35,   

Updated March. 23, 2023 08:35

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カカオモビリティは22日、英国のモビリティ仲介プラットフォーム「スプリット」を買収し、本格的な海外市場への攻略に乗り出すと明らかにした。カカオモビリティが海外企業を買収したのは、今回が初めてだ。

2015年に英国で設立されたスプリットは、プラットフォーム企業を対象に標準化されたグローバルアプリケーションインタフェース(API)を提供する企業である。乗車呼び出しや食料品配達などのサービスを提供する世界の主要アプリケーション(アプリ)同士でデータをやり取りできるようにし、ユーザーが一つのアプリで他のサービスを使用できるようにする。例えば、世界中のどこでも、自国で使っていたアプリを利用して現地のモビリティアプリを使うやり方だ。

スプリットは、ウーバーやグラブ、カリーム、キャビファイ、ブッキングホールディングスなど、主要グローバルプラットフォームを顧客として抱えている。ウィチャットやアリペイ、トリップドットコムなど、中国国内の主要アプリとも協業しており、今後、中国ユーザーの海外旅行の需要が増えれば恩恵が期待されると、カカオモビリティは説明した。

カカオモビリティ側は、「グローバルモビリティ企業が激突している海外市場で、ユーザーの利便性を高めたい」とコメントした。


ナム・ヘジョン記者 namduck2@donga.com