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米市民権を放棄して入隊した空軍少尉3人が任官

米市民権を放棄して入隊した空軍少尉3人が任官

Posted March. 09, 2023 08:19,   

Updated March. 09, 2023 08:19

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空軍士官学校第71期卒業・任官式が8日、忠清北道清州(チュンチョンプクト・チョンジュ)の空軍士官学校で開かれ、代を継いで空軍将校になった卒業生などが注目を集めた。

空軍によると、卒業式は190人(外国軍受託生4人含む)を対象に行われた。話題になった人物の一人はキム・ジェヨン少尉。キム少尉の父親はキム・ジョンギュ予備役空軍中領(中佐)だ。キム・ジョンギュ氏は空軍士官学校出身で、F-5戦闘機を主機種として領空の守護に尽力したベテラン戦闘操縦士として16年間服務し、2006年に除隊した。キム少尉も、父親のように戦闘機のパイロットになるために戦闘機操縦教育を受けることになる。キム少尉は、「幼い頃から軍服を着た父の姿を見て、空軍パイロットになることが夢だった」と話した。キム・ジョンギュ氏は、「厳しい軍人の生活を見ながらも国を守る道を選んだ息子が誇らしい」と話した。

兄に続いて空軍将校になった妹もいた。同日任官したイ・チェウォン少尉の兄は、空軍第11戦闘飛行団でF-15K戦闘パイロットとして活躍しているイ・ジュンホ大尉。イ少尉は、「先に空軍士官学校に進学し、節度ある生活をしている兄を見て空軍を選んだ」とし、「国家と国民を守る兄妹になる」と話した。

米国市民権を放棄した3人の新任将校も注目された。キム・テフン、イ・スンギュ、イ・フン少尉がその主人公。特に、キム少尉は、模範的な生活で卒業成績2位の「首相賞」を受けた。キム少尉は、「学生時代から祖国の領空を守り、日々発展していく大韓民国の空軍に憧れた」と話した。イ・スンギュ少尉は、士官学校での4年間、軍事訓練及び体力の点数で最優秀者に選ばれ、「空軍士官学校の最優秀戦士賞」を受賞した。


孫孝珠 hjson@donga.com