
今季もリーグ得点ランキング首位のキリアン・ムバッペ(25)がパリ・サンジェルマン(PSG)の選手では最多ゴールを記録した。
ムバッペは5日、PSGの本拠で行われたナントとの今季リーグ戦の後半、ロスタイムに相手ペナルティーエリアから左足のターニングシュートでネットを揺らした。今季公式戦30点目で、PSGユニフォームを着て記録した201点目のゴールだった。ナントのゴール裏ではムバッペの記録達成を祝福する花火が上がり、競技場の電光掲示板にはムバッペの顔と共に数字「201」が大きく映し出された。試合後、ムバッペは「最後の瞬間にゴールが決まった。本当に美しかった」とし、「自分歴史のために走ってきたし、今もその道中にある。しかし、まだまだ先は遠い」とコメントした。
同日の得点で、ムバッペはPSG史上最多ゴール記録を塗り替えた。前日までは200ゴールのエディンソン・カバーニ(36・バレンシア)と首位タイだった。リーグアンのASモナコでプレーし、2017-2018シーズンからPSGのユニフォームを着たムバッペは、この日までの6シーズンの間、公式戦249試合で201ゴールを決めた。2019-2020シーズンまでの7シーズンの間に298の公式試合に出場したカバーニより得点ペースが50試合近く速い。
ムバッペはPSGでプレーした初年度の2017-18シーズンに21ゴールを決め、以後はシーズンごとに30ゴール以上を記録した。2020-2021シーズンの42ゴールが最多記録だ。201ゴールのうちリーグ1で記録したのは137ゴールだ。今季リーグで18ゴールを記録しているムバッペは、4シーズン連続得点王に挑戦している。
ムバッペのゴールまで加えてナントを4-2で下した首位サンジェルマンは勝ち点を63(20勝3分け3敗)に伸ばした。
キム・ジョンフン記者 hun@donga.com