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PGA、来年から8の昇格大会を予選落ちなしで開催へ

PGA、来年から8の昇格大会を予選落ちなしで開催へ

Posted March. 03, 2023 09:20,   

Updated March. 03, 2023 09:20

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米男子ツアー(PGA)が来年から予選落ちのない大会を導入することにした。カットがなくて参加選手全員が賞金を受け取る大会は、サウジアラビア資本が主導するLIVゴルフがすでに運営中だ。

AP通信などの海外メディアによると、PGAツアーは1月から試合が始まる来年から、17の昇格大会の半分ぐらいの8試合を予選カットなし大会にすることにした。予選落ちがなくなる8試合は、4大メジャー戦とプレーヤーズ選手権、そしてプレーオフシリーズ(3試合)を除いた残りの試合になる見通しだ。

PGAツアーの予選カットなし大会は70~80人が出場し、計72人で行われる。出場資格は前年フェデックスカップランキング50位、世界ランキング30位、そして大会が開催される頃のフェデックスカップランキング10位以内、ツアー大会優勝者、スポンサー招待などに制限する。72ホールを維持したのは、54ホール大会は世界ランキングポイントを獲得するのが難しいことを考慮したものと見られる。LIVゴルフは48人の選手が予選落ちなしで54ホールの試合を行う。

PGAツアーがLIVゴルフの運営方式をベンチマークしたのは、選手を奪われないためだ。PGAツアーは2022-2023シーズンから17の昇格大会を指定し、賞金総額を少なくとも2000万ドル(約263億ウォン)に増額した。さらに少ない選手が出場し、より多くの賞金を獲得できる予選落ちのない大会を導入するのは、さらなる牽制といえる。

LIVゴルフ側は直ちに反撃に出た。LIVゴルフは同日、ソーシャルメディア(SNS)に「真似はお世辞の最も積極的な方式」とし、「PGAツアーがゴルフの未来に来たことを祝福する」というコメントを投稿した。LIVゴルフでプレーするリー・ウェストウッド(50)もSNSに「昨年は予選落ちのある72ホール大会だけが本物のゴルフ大会だと自慢していたけどね」と皮肉った。

PGAツアーの看板であるローリー・マキロイ(34)は、「PGAツアーにはすでにセントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ、ザ・CJカップ、ZOZOチャンピオンシップのように予選落ちのない大会が開かれている」とし、「新しく導入される最高選手の対決は本当に魅力的な方式になるだろう」と話した。


李憲宰 uni@donga.com