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民主党「石油精製会社から『棚ぼた税』取り上げて暖房費支援を」、与党「大庄洞こそ棚ぼた」と反論

民主党「石油精製会社から『棚ぼた税』取り上げて暖房費支援を」、与党「大庄洞こそ棚ぼた」と反論

Posted January. 28, 2023 08:58,   

Updated January. 28, 2023 08:58

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最大野党「共に民主党」が政府の反対にもかかわらず連日、「棚ぼた税(windfall tax=超過利潤税)」の導入を主張している。石油価格の高騰で利益を得た石油精製会社などに別途の税金を課し、暖房費の支援、低所得層と小規模事業者への支援などに充てるという。しかし、与党「国民の力」は、「市場を知らな過ぎる」と反発した。

民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は27日、全羅北道(チョルラプクト)で開かれた現場最高位会議で、「暖房費をはじめ全方位的な物価高で国民の苦痛が大きい。天文学的な営業利益を上げ最近減税の恩恵まで享受している超巨大企業が危機克服に参加する方法を模索しなければならない」と述べた。金星煥(キム・ソンファン)政策委議長もMBCラジオ番組で、「石油価格の高騰で韓国の石油精製会社4社が天文学的な利益を上げた。適切なレベルで苦痛分担をするのが正しい」とし、「事実上、『棚ぼた税』に類似した法が既にあり、別途の立法を通じて特に盗みを働こうというわけではない」と話した。最近新設された党基本社会委員会の委員長を務める李氏は、首席副委員長の禹元植(ウ・ウォンシク)議員と共同名義で25日、「共に民主党」議員全員に、「民主党のビジョンは明らかだ。国家が国民の生活に責任を負う『基本社会』に進まなければならない」という内容の書信を送り、基本社会委員会への参加を呼びかけた。

しかし、与党は李氏の京畿道城南市大庄洞(キョンギド・ソンナムシ・テジャンドン)・柏峴洞(ペクヒョンドン)開発疑惑に言及し、「棚ぼた税を払わなければならないのは、まさに李代表」と応じた。同党の成一鍾(ソン・イルジョン)政策委議長は同日、院内対策会議で、「財源に対するいかなる準備もなく(李氏)本人の司法リスクを覆い隠すために30兆ウォンの追加更正予算を無理に主張して、非論理的な『棚ぼた税』の発想が出ている」とし、「企業と国民を二分する典型的な民主党式論理」と批判した。これに先立ち、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官も「棚ぼた税」について、「全く同意できず、検討していない。企業が収益を得たなら、法人税を通じて納税すべきだ」と強調した。

同党は、追加補正予算を拒否する考えも繰り返し明らかにした。朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は、「(文在寅政権の)5年間、無責任に国政を運営し、国民に1千兆ウォンを超える借金を負わせるだけでは事足りず再び借金をして財政を調達するという主張は容認できない」と述べた。


朴訓祥 tigermask@donga.com