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メッシ、PSGと契約延長で口頭合意か

Posted December. 23, 2022 08:47,   

Updated December. 23, 2022 08:47

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2022カタールW杯でアルゼンチンに36年ぶりの優勝カップをもたらしたリオネル・メッシ(35)が所属するフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)でさらにプレーを続ける見通しだ。

フランス・メディア「ル・パリジャン」は22日、「メッシとPSGが少なくとも1年以上の期間を条件に契約延長に合意した」と報じた。欧州サッカー移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も同日、「PSGとメッシが契約延長で口頭合意に至った」と伝えた。具体的な契約期間と年俸などはアルゼンチンで休暇を過ごしているメッシがクラブに復帰した後に決まる予定だ。

実際、昨年8月にPSGへ移籍する際の契約期間が今シーズンまでだったため、メッシの去就をめぐって様々な推測が流れた。古巣スペインリーグのFCバルセロナに復帰するか、デビッド・ベッカム(47)が共同オーナーを務める米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミへの移籍説もあった。

しかし、メッシがW杯5回出場で初めて優勝カップを手にしたことで、状況は変わった。メッシ自身も欲が出て、対外的な地位も変わり、PSGに残るようになったのだ。W杯が終わった後は代表を引退する可能性が高かったが、メッシは「世界チャンピオンとして試合に出場する経験を続けたい」とアルゼンチン代表を継続する意向を表明した。バルセロナの財政状況が悪化して移籍したが、PSGでの生活にも満足している。共に一時代を風靡したクリスティアーノ・ロナウド(37・ポルトガル)がサウジアラビアリーグなどへの移籍説が流れているのとは異なり、メッシはキリアン・ムバッペ(24・フランス)、ネイマール(30・ブラジル)ら世界最高の選手たちと最強の攻撃ラインを築いて「第2の全盛期」をおう歌している。

メッシは2000年からバルセロナに在籍して以来、2004年から2021年までの17年間活躍し、ラ・リーガ優勝10回、欧州チャンピオンズリーグ優勝4回、国際サッカー連盟(FIFA)クラブワールドカップ優勝3回などを率いた。毎年、世界最高のサッカー選手に与えられるバロンドールも7回受賞している。歴代最多記録だ。そして今年、悲願のW杯トロフィーまで掲げた。メッシが作っていく未来は果たしてどこまでだろうか。


金培中 wanted@donga.com