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元警察庁長、選挙法違反などで懲役1年2ヵ月

元警察庁長、選挙法違反などで懲役1年2ヵ月

Posted October. 27, 2022 08:26,   

Updated October. 27, 2022 08:26

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第20代国会議員の選挙に介入した罪で起訴された姜信明(カン・シンミョン)元警察庁長(58)が、1審で実刑を言い渡された。

ソウル中央地裁刑事合議27部(金沃坤部長判事)は26日、公職選挙法違反および職権乱用権利行使妨害の容疑で起訴された姜被告に対し、懲役1年2ヵ月を言い渡した。ただ、逃走および証拠隠滅の恐れがないと見て、法廷拘束はしなかった。姜被告と共に起訴された当時の警察庁と大統領府の関係者には、執行猶予が言い渡された。元大統領政務首席秘書官の 玄伎煥(ヒョン・ギファン)被告に対しては、選挙法違反の容疑ですでに懲役刑が確定しているという理由で、免訴(起訴免除)の判決を下した。

姜被告らは、2016年4月の第20代総選挙当時、親朴系(朴槿惠氏系)候補の当選のために、選挙情報を収集し、選挙対策を樹立した容疑などで2019年に拘束起訴された。裁判所は、「第20代総選挙を控え、警察情報課の分析官に選挙関連情報を収集させるなど、公務員の地位を利用して選挙運動の企画に参加した」として関連容疑を全て有罪と判断した。


權五赫 hyuk@donga.com