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韓国製武器大量購入のポーランド、若者たちに入隊ブーム

韓国製武器大量購入のポーランド、若者たちに入隊ブーム

Posted August. 26, 2022 08:56,   

Updated August. 26, 2022 08:56

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「軍はもっと強くなければならない。来年、軍に入隊します」

13日(現地時間)、ポーランドの首都ワルシャワのピョドスキー広場。ポーランド国防省が開催した軍歌合唱大会で会った大学生のピョートルさんは、軍歌を共に歌い、ポーランド国旗を力強く振った。

大会には「2030世代」をはじめ市民数千人が集まった。26日、韓国と57億7千万ドル(約7兆7千億ウォン)のK2黒豹(フクピョ)戦車、K9自走砲の輸入契約を結ぶポーランドで、若者の入隊ブームが起こっていた。ウクライナと国境を接し、ロシアのウクライナ侵攻に対抗する北大西洋条約機構(NATO)の最前線となるため、「ロシアのプーチン大統領の欲望がポーランドにまで及ぶかもしれない」という不安が広まっている。

記者が会ったポーランドの若者たちは、「戦争に反対していた友人も、『今は国を守らなければならない』と入隊を急いでいる」と話した。ポーランド政府は5年以内に兵力を2倍以上増強すると明らかにし、軍備拡張を本格化している。

米国、英国に続き、ウクライナに対する武器提供規模3位のポーランドは、支援による武器空白を埋めるために韓国製武器の購入に乗り出した。ポーランドのブワシュチャク副首相兼国防相は24日、メディアインタビューで、K2黒豹戦車180両、K9自走砲212門が第1陣として年内にポーランドに引き渡されるとし、このための本契約を26日に締結することを明らかにした。


趙은아 achim@donga.com