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「若手リーダーの旗手」36歳のフィンランド首相、パーティー動画で物議

「若手リーダーの旗手」36歳のフィンランド首相、パーティー動画で物議

Posted August. 20, 2022 08:46,   

Updated August. 20, 2022 08:46

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世界の若い指導者のリーダーとされるフィンランドのサンナ・マリン首相(36・写真)がパーティーで激しく歌って踊る動画が流出し、薬物使用を疑う声まで出ている。マリン氏は動画流出翌日の18日(現地時間)、薬物使用の疑いを強く否定したが、パーティー参加者の中に薬物を使用した人がいることが明らかになれば、マリン氏は政治的に打撃を受けるという指摘が出ている。フィンランドも他国と同様、薬物を厳しく禁じている。

17日、ソーシャルメディアに、黒のノースリーブの服を着たマリン氏が、歌手や放送タレント、与党議員ら約20人と家で激しく踊って歌う動画が流出した。この動画で、コカインを意味する「小麦粉ギャング」という言葉が聞こえたという報道もある。

マリン氏は翌日、「数週間前にパーティーをして飲んだが、薬物は服用していない。同年代のように友人と余暇を楽しんだ」と説明した。踊って歌うことは全く合法的なことであり、必要なら薬物検査も受けると述べた。野党は、首相にすぐに検査を受けるよう迫っている。

2019年12月、当時34歳で世界最年少指導者となったマリン氏は、活発なソーシャルメディアの使用、女性優位内閣などで話題を集めた。昨年12月には、新型コロナウイルスの陽性反応が出た外相と濃厚接触した後、業務用の携帯電話を家に置いて夜明け4時までナイトクラブにいたことが明らかになり、批判を受けた。20年には「ノーブラ」姿でファッション誌の画報も撮影した。


趙은아 achim@donga.com