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「バドミントンの希望」安洗塋が2週連続で国際大会優勝

「バドミントンの希望」安洗塋が2週連続で国際大会優勝

Posted November. 30, 2021 08:36,   

Updated November. 30, 2021 08:36

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2週連続優勝で勢いに乗った彼女の声は明るかった。「韓国バドミントンの希望」安洗塋(アン・セヨン=19、三星生命)だ。安洗塋は29日、東亜(トンア)日報の電話取材に対し「2週連続優勝を経験して、また一歩成長したなと感じる大会だった」とし「勝利への執着を捨ててゲームを楽しんでいたら、いつの間にか優勝に近づいていた」と話した。

先週のインドネシア・マスターズで優勝した安洗塋は1週間後の28日、インドネシア・バリ島で終わったインドネシア・オープン女子シングルスで、再び金メダルを首にかけた。韓国選手では最高位の世界ランキング8位だった安洗塋は、世界7位のタイのラチャノック・インタノを2-0(21-17、22-20)で破った。今回の優勝で世界ランキングを7位に上げた。

安洗塋は、決勝の第2セットで20-13でリードしたが、20-20の同点に追いつかれたことに対して悔しい気持ちを隠さなかった。大差でリードしながら簡単に勝利を手にするかのように見えたが、デュースまで許し、ややもすると第3セットへに持ち込まれるところだったからだ。安洗塋は、「チャンスですぐに得点につなげる攻撃力が完璧だったなら、あそこまで追いつかれることはなかったと思う」とした上で、「まだまだ足りないとことが多く、学ばなければならない部分が多いことを改めて実感した。オフシーズンに練習する余裕が作れたら、攻撃に焦点を合わせて集中的に練習したい」と話した。

安洗塋は2週連続優勝の祝いはしばらくお預けにして、来月12日にスペインで開かれる2021世界選手権に集中する計画だ。「それはもちろん優勝したいけれど、欲を出し過ぎると、むしろ試合がうまくいかない時が多かったんです。だから欲を捨てて、軽く『胸を借りる』気持ちでゲーム自体を楽しみたいです。まだもう一つのインドネシア大会が残っているので、その大会もケガしないで無事に終えて世界大会で良い成績を収めたい」。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com