Go to contents

カージナルス・金広鉉、オープン戦2試合目でも好投

カージナルス・金広鉉、オープン戦2試合目でも好投

Posted February. 28, 2020 08:56,   

Updated February. 28, 2020 08:56

한국어

メジャーリーグに第一歩を踏み出した金広鉉(キム・グァンヒョン=32、セイントルイス・カージナルス)が威力的な投球で成功物語に向けて幸先の良いスタートを切った。

金広鉉は27日、米国フロリダ州ジュピターのロジャー・ディーン・スタジアムで行われたマイアミ・マリーンズとのオープン戦に初めて先発登板し、2回3奪三振無失点と好投した。23日、リリーフとして登板し、1回2奪三振無失点をマークした金広鉉は先発としても無失点に抑え、コーチ陣を満足させた。

先発体質であることを証明するかのようだった。メジャーリーグで通算779試合に出場した先頭打者ジョナサン・ビヤーを三塁ゴロで打ち取った金広鉉は、2回まで6打者を相手する間、たった一人も出塁を許さなかった。外野に伸びた打球もないほど金広鉉の球威にマイアミ打線は圧倒される様子だった。マイアミの4番・ヘスス・アギラルは金広鉉に5球目に三振を喫してうなだれた。23日の最高球速は時速148キロだったが、この日は151キロまで上がった。

この日、金広鉉はメジャーリーグ最高の捕手と称されるヤディアー・モリーナ(38)とバッテリーを組んだ。金広鉉は試合後に「モリーナと初めてバッテリーを組んだけど、なぜ人々が絶賛しているのか分かる気がした。本当に老練だ」と感想を語った。

地元メディアの好評も続いた。地元紙セイントルイス・ポストディスパッチは、「金広鉉のボールは打てないレベルだ。時速150キロ序盤のファストボール、鋭い変化球を使って6打者を完璧に封じ込めた」と褒めた。AP通信も「金広鉉の球威は2試合続けて威力的だった。緩急自在なスライダーで空振りを取る能力がある」と評価した。これに先立ち、メジャーリーグの公式ホームページ(MLB.com)はメジャーリーグ30チームの開幕戦ラインナップと先発投手を予測したが、金広鉉はセイントルイスの先発5番手を任されるだろうと予測した。オープン戦で防御率0という印象的な活躍を続けている金広鉉が「秋のゾンビ」と言われるほど勝負強さを誇るセイントルイスの先発ローテ入りを果たせるかに注目が集まる。

一方、昨季に斗山(トゥサン)のユニフォームを着てKBOリーグMVPに輝いた後、メジャーリーグに再挑戦したジョシュ・リンドブロム(33=ミルウォーキー・ブルワーズ)もオープン戦で無難な投球を披露した。アリゾナ州スコッツデールスタジアムで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発登板したリンドブロムは、最初の2打者を連続安打を打たれて1点を許したが、その後の6打者を連続で凡打に打ち取った。2回3奪三振1失点で予定していた投球を終えた。24日のサンディエゴ・パドレス戦にリリーフで登板し1回1被安打1失点をマークしたリンドブロムは、この日まで2試合に登板し、3回3被安打2失点(防御率6.0)を記録している。


金培中 wanted@donga.com