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安全保障に拡散したコロナ、韓米合同軍事演習を無期延期

安全保障に拡散したコロナ、韓米合同軍事演習を無期延期

Posted February. 28, 2020 08:01,   

Updated February. 28, 2020 08:01

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韓国と米国が27日、国内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡散により、来月に予定された合同軍事演習を無期限延期することを発表した。1954年から実施された合同軍事演習が感染症によって延期になったのは初めて。保健・経済を越えて安全保障分野にまで新型コロナの影響が及んでいる。

キム・ジュンラク合同参謀本部公報室長とリー・ピータース韓米連合司令部公報室長は同日、共同発表を通じて、「韓国政府が新型コロナ危機レベルを『深刻』に引き上げたことを受け、前半期の連合指揮所演習を別途公示があるまで延期することを決めた」と明らかにした。新型コロナの拡散傾向と今後の演習日程を考慮すると、事実上の中止という見方が軍から出ている。

これにより、9・19南北軍事合意後、大隊級以下に縮小して行われてきた韓米合同軍事演習が次々に延期や縮小される可能性が高まった。文在寅(ムン・ジェイン)政府が任期内を目標に推進している戦時作戦統制権の返還計画にも影響が出るとみえる。


申圭鎭 newjin@donga.com