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「稲妻」ボルトが前人未到の偉業達成、男子陸上100mで史上初の3連覇

「稲妻」ボルトが前人未到の偉業達成、男子陸上100mで史上初の3連覇

Posted August. 16, 2016 06:48,   

Updated August. 16, 2016 07:11

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「稲妻」ウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)が五輪男子陸上100メートルで3連覇という前人未到の偉業を達成した。

ボルトは15日、リオデジャネイロのマラカナン・オリンピックメインスタジアムで行われた男子100m決勝で9秒91を記録し、ジャスティン・ガトリン(34=米国)を0.08秒差で引き離した。

200mを専門に走っていたが、途中から100mでも走るようになったボルトは、2008年北京五輪で当時の世界記録である9秒69で優勝し、世界を驚かせた。翌年のベルリン世界選手権の100mで9秒58で再び世界記録を塗り替えたボルトは2012年ロンドン五輪では9秒63で五輪2連覇を達成した。

この日の決勝で、ボルトのスタート反応速度は0.155秒で8人の中で7位だった。大柄(196センチ、95キロ)であるためスタートが遅いボルトは、中盤までは中位に入るほど後れを取ったが、最大2.80mに及ぶ歩幅を活かした爆発的なスピードで他の走者を次々と交わした。80mを通過してからは先頭を走っていたガトリンまで抜いた。2008年北京五輪の時と同じように、ボルトはフィニッシュする直前に二度も胸を叩く余裕を見せた。

レースを終えたボルトは、マスコット人形とジャマイカ国旗を手に持って観客席の回りながらファンと喜びを分かち合った。「俺がやってみせると言ったじゃないか」とジョークを飛ばしたボルトは、「4年とを期待する人たちもいるけど、私はもう二つの金メダルを獲ってから五輪とお別れしたい」と話した。ボルトが出場する陸上男子200m決勝は19日、400mリレー決勝は20日に行われる。

イ・スンゴン記者 リオデジャネイロ=チョン・ユンチョル記者



이승건기자 why@donga.com · 리우데자네이루=정윤철기자  trigger@donga.com