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「太陽パワー」を育成するLG電子…太陽光に5272億ウォンを投資

「太陽パワー」を育成するLG電子…太陽光に5272億ウォンを投資

Posted January. 14, 2016 08:07,   

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LG電子が次世代エンジンとして育成している太陽光事業を強化するため、計5272億ウォンを投資する。

LG電子は13日、大邱北区蓮岩路(テグ・ブクク・ヨンアムロ)の慶尚北道(キョンサンブクド)道庁で慶尚北道や亀尾市(クミシ)とこのような内容を盛り込んだ「太陽光新規生産ラインの投資に関する投資の覚書(MOU)」を交わした。今回のMOUを受け、LG電子は2018年上半期(1〜6月)まで、亀尾事業所の高効率太陽光モジュール生産ラインを8から14に増やす。

生産ラインの増設が完了すれば、LG電子の年間太陽光モジュール生産能力は、1GW(ギガワット)から1.8GWに増える。LG電子側は、「2020年には年間生産能力を3GWまで拡大できるよう、後続投資を進める計画だ」と説明した。3GWは、100万世帯が使う年間電力量に匹敵する。

また、今回の投資で、研究開発(R&Dや事務・生産部門などで約1000人の新規採用効果もあるだろうと、LG電子側は見込んでいる。

LG電子の李相奉(イ・サンボン)B2B部門長(社長)兼エネルギー事業センター長は、「今回の投資で、LG電子の未来新成長エンジンともいえる太陽光事業で、より大きな跳躍のための礎を作ることができた」とし、「超高効率プレミアム製品を地道に披露し、グローバル太陽光市場を先導していきたい」と語った。

LG電子は2014年11月、「太陽光」、「ESS(エネルギー貯蔵装置)」、「Lighting」、「EMS(Energy Management Solution)」事業を総括する「エネルギー事業センター」を新設後、エネルギー関連事業に本格的に取り組んでいる。

LG電子は、グローバル市場で高い技術力を認められている。昨年6月、LG電子が開発した太陽光モジュール「ネオン(NeON)2」は、ドイツのミュンヘンで開かれた世界最大太陽エネルギー展示会「インターソーラー(Intersolar)2015」で、太陽光部門本賞を受賞した。太陽光モジュール市場では、面積が同じ状態で同じ量の太陽光を当てた時、電力エネルギーとしてどれだけ多く転換できるかを示すモジュール効率によって、技術力が評価される。LG電子の「ネオン2」のモジュール効率は19.5%で、世界トップレベルだ。

LG電子側は、「高効率太陽光モジュールを作るためには、生産段階から差別化された技術を適用しなければならない」とし、「LG電子は、ドイツや米装備メーカーから生産装備を購入して使うほかの企業とは違い、主要生産装備を独自設計・生産しており、未来成長の可能性がより高い」と強調した。



dong@donga.com