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「正気ではないマンハッタン」 マンションの平均価格が19億8900万ウォン

「正気ではないマンハッタン」 マンションの平均価格が19億8900万ウォン

Posted August. 10, 2015 07:22,   

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「正気でないマンハッタン(Crazy Manhattan)」。

米ニューヨーク・マンハッタンのマンション価格が値上がりを続けており、ニューヨーカーらの間で取りざたされている言葉だ。8日(現地時間)米紙ニューヨークタイムズなどによると、マンハッタン地域のマンションの平均価格は170万ドル(約19億8900万ウォン)に上る。不動産仲介業者らは、「史上最高の平均価格だが、間もなくまたもや更新されるだろう」と話している。

マンハッタン・マンション価格の地道な上昇は、1000万ドル(約117億ウォン)を超える複数の超豪華マンションが率いていると、同紙は伝えた。南側の超豪華マンション「ワンマディソン」は最近10戸が1000万〜1500万ドルで売買され、セントラルパークと隣り合わせの「ワン57」マンションは、完成すらされていないのに、6戸が5000万ドル(約585億ウォン)を超える価格で取引された。有名住商複合ビルの「タイムワーナー」のマンション1戸も、5091万ドルで売られた。このマンションは769平方メートル(約232坪)に寝室が6つであり、浴室は部屋数より多い8個だ。1か月間の管理費は3万7300ドル(約4364万ウォン)に上る。

同紙によると、マンハッタンの中でも地域別のマンション価格の差が激しい。超豪華住商複合マンションが密集している「ミッドタウンウェスト」地域のマンションの平均価格は、950万ドル(約111億ウォン)で、マンハッタン内でも最高だ。これは、低所得層の黒人が多く住んでいるハーレムの平均価格(17万9000ドル=約2億943万ウォン、マンハッタンの最低価格)の53倍に上る数値だ。

同紙は、「最近、米景気の回復ぶりが高所得層の消費力向上として現れたことで、マンハッタンマンション市場の上昇へとつながった」と分析した。しかし、一部の専門家は、「マンハッタンは極めて例外的なところとみるべきだ。依然低迷している地域が、米国内では少なくない」と反ばくした。



bookum90@donga.com