蔚山(ウルサン)地検は、義理の息子に一度にアイスクーリムを10個も食べさせた上、モップの棒で義理の娘に暴行を加えた継母のA氏(40)を、児童福祉法違反などの容疑で起訴したと、22日明らかにした。
A容疑者は昨年、小学生の息子が玩具を買うためにもらった金でアイスクリームを買ったことを理由に、アイスクリームを奪っては子供に向けて投げつけ、子供の鼻から血が出た。さらに、息子に同じアイスクリームを買ってこさせ、一度に10個ほどを全部食べさせた。また、小学生の娘が2012年、友達と遊んでから遅く帰宅したことを理由に、手のひらで娘を何度も殴って倒した後、足で踏みにじるなど暴力を加えた容疑ももたれている。
A容疑者はまた、娘が電気がまの炊事のボタンを押さなかったことを理由に娘を叱り、それをかばう夫とは喧嘩をした。そのため、腹が立ったA容疑者は学校から帰って子に、朝流し台に捨てたご飯を無理やり食べさせ、拳で頭と頬を何度も殴った。さらに、娘をうつぶせにさせたあと、モップの棒で30数分間、数十回も殴ったことが、検察の取り調べで明らかになった。