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軽自動車に泥酔状態の外車が追突、4人が死亡

軽自動車に泥酔状態の外車が追突、4人が死亡

Posted February. 04, 2015 07:14,   

泥酔状態で外車を運転していた30代のドライバーが、前を走っていた軽乗用車に追突し、軽乗用車に乗っていた男女4人が死亡した。3日午前3時36分ごろ、慶尚北道亀尾市(キョンサンブクド・クミシ)・ソンサン通りの教会前で、イム某氏(38)が運転していたアウディ乗用車が前を走っていたアトズに追突した。アトズは追突される瞬間、「パン」という音と共に、車体の後部から火が出て、道路わきの電柱に追突した。

この事故で、アトズは全焼し、運転手のチュ某氏(35)と身元不明の女性3人が焼死した。亀尾警察署は、「姿が分からないほど激しく燃えており、残りの女性死亡者の身元確認に苦労している」とし、「車体が激しく壊れていることから、追突と共に即死した可能性が高い」とコメントした。

イム氏のアウディは、アトズと追突した後も、センターラインを超えて反対車線に止っていた乗用車2台や貨物車1台に追突してからようやく止まった。幸い、止っていた車には搭乗者がおらず、追加の人命被害はなかった。事故当時、運転手のイム氏の血中アルコール濃度は免許取り消しレベルの0.154%だった。イム氏は、首や腰などに軽い怪我を負って、病院で手当を受けている。警察はイム氏を呼んで、酒を飲んで運転した経緯や過ちがあったかどうかについて取調べを行っている。携帯電話部品納入会社代表のイム氏は、警察の取調べで、「飲み屋で1、2杯ぐらい飲んだことまでは覚えているが、その後はどのように運転したのか全く覚えていない」という趣旨の供述をしているという。