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キャプテン・コリア、「4色の腕章」

Posted May. 10, 2014 07:39,   

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「本当に大変な座だ。責任感もあり、その責任感が競技力でものを言える経験も持たなければならない」

洪明甫(ホン・ミョンボ)サッカー代表チーム監督は、02年、韓日ワールドカップ(W杯)代表チームの主将を受け持った。誰より主将の大変さと苦情に詳しい。趙広来(チョ・グァンレ)元代表チーム監督は主将について、「チーム統率力を持っているのは言うまでもなく、グラウンドで一種のプレーイングコーチとして監督が追求する戦術的変化に対処できなければならない」と話した。主将によってチームのカラーが変わったりもする。10年、南アジア共和国W杯16強進出を達成した「許丁茂(ホ・ジョンム)号」は、朴智星(パク・ジソン、33、アイントホーヘン)が主将の腕章をつけてから、攻撃的かつ疲れないチームに変貌した。

14ブラジルW杯に出場する「洪明甫号」は、23人の最終エントリーを8日発表した。誰が主将になるかにも関心が注がれている。

洪明甫号の主将候補としては具滋哲(ク・ジャチョル=25・マインツ05)がよく取り上げられる。具滋哲は洪明甫号で4度も主将を務めた。10年広州アジア競技大会と12年ロンドン五輪でも主将の腕章をつけた。洪監督も付き合いが長いだけに洪監督の考えを最も正確に読み取れる選手の1人だ。

李青龍(イ・チョンリョン=26・ボルトン)も欠かせない。李青龍は、昨年11月スイス戦で、初めて代表チームの主将を受け持って先輩や後輩をよくリードし、チームの求心点になったと評価された。代表チームの選手と満遍なく親しい一方、危機の時にはきついことも果敢に言える性格も李青龍主将論を支えている。李青龍は技量から見ても代表チームのエースとして遜色がない。

23人の代表チーム選手の中で唯一W杯を2度経験している朴主永(パク・ジュヨン=29・ワットフォード)も主将候補として取り上げられている。代表チーム内でベテランに入る朴主永は、先輩・後輩との絆が強く、リーダーシップがあると知られた。1月、米国転地トレーニングで主将を務めた李根鎬(イ・グンホ、29、尚州)は唯一なKリーガー出身の主将候補だ。当時、洪監督は李根鎬に対し、「豊富な経験で後輩をよくリードしてくれた」と評価した。

代表チームの最古参の郭泰輝(クァク・テフィ=33、アル・ヒラル)が豊かな経験をベースに主将になる可能性もある。しかし、郭泰輝は洪正好(ホン・ジョンホ=25・アウクスブルク)らとの主力争いで負ける場合、出場回数が制限されかねない点が足かせになっている。