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保守団体「作戦権単独行使をすれば安保と経済が破綻」

保守団体「作戦権単独行使をすれば安保と経済が破綻」

Posted September. 04, 2006 06:51,   

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保守団体の会員約5万人が2日午後2時、ソウル市庁前のソウル広場で、「大韓民国のための非常救国祈祷会および国民大会」を開き、戦時作戦統制権の単独行使の保留と私立学校法(私学法)の再改正を求めた。

同日の集会には、韓国キリスト教総連合会と在郷軍人会など約200の保守団体とキリスト教団体の会員が参加し、集会が開かれる前に、一部の参加者が北朝鮮の国旗を破って燃やし、警察官と対立する場面もあった。

ソウル広場のあちこちで、「戦時作戦統制権単独行使の目標は、韓米連合司令部の解体だ」、「戦時作戦統制権を保留し、韓米同盟を強化しよう」といったプラカードや、「戦時作戦統制権単独行使をただちに中止せよ」という文句の書かれた大型アドバルーンが揚げられた。

同日の集会には、朴世直(パク・セジク)在郷軍人会長、金聖恩(キム・ソンウン)、李相薫(イ・サンフン)元国防長官、金相台(キム・サンデ)元空軍参謀総長などの前職軍首脳部や、徐京錫(ソ・ギョンソク)キリスト教社会責任共同代表らが参加した。

野党ハンナラ党からも、朴槿恵(パク・グンヘ)前代表、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長、李相得(イ・サンドク)国会副議長、姜在涉(カン・ジェソプ)院内代表、田麗玉(チョン・ヨオク)最高委員ら党指導部と国会議員約20人が参加した。

彼らは、「国民の生存権を脅かし、国家経済を破綻させる戦時作戦統制権の単独行使を保留し、私学の自律性を保障する方向で私学法を再改正せよ」と求めた。

朴前代表は演説で、「国を心配する方々が開く集会であり、意思を共にする心から参加することにした。戦時作戦統制権は、軍事作戦に対する效率性の問題であり、今論議されなければならない事案ではないと考える」と述べた。

在郷軍人会の市道会長11人は剃髪式を行い、朴前代表を含むハンナラ党議員たちは、集会の終りに保守団体会員たちとともに、「戦時作戦統制権単独行使の保留を求める」というスローガンを提唱し、万歳三唱した。

集会参加者らは、集会が終わった後、大型の太極旗(テグクキ=韓国の国旗)を掲げ、ソウル広場から韓国銀行の前まで街頭行進し、午後5時40分頃解散した。



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