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金正日の秘書室長、中国公安に一時逮捕

Posted February. 09, 2006 04:30,   

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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の書記室長(秘書室長)で最側近のカン・サンチュン(66)労働党組織指導部副部長がマカオで不動産の名義を不法転換した疑いで先月、中国公安(警察)に逮捕され、翌日釈放されたことが8日確認された。

複数の北朝鮮消息筋によると、金総書記の中国訪問(1月10〜18日)直前、マカオを訪問したカン副部長は、3〜4年前に同地域で保有した土地の名義を不法転換した事実が明らかとなって、中国公安に検挙された。政府も最近、このような事実を確認した模様だ。

当初、カン副部長は金総書記の中国訪問期間に逮捕されたことが分かり、その背景をめぐって多くの観測が提起された。中国公安は、通常の不動産取引を調査していたところ、偶然カン副部長の疑いを確認したものと見られる。

ある消息筋は、「中国公安が金総書記の訪中を控えてカン副部長を処罰すれば、北朝鮮を刺激しかねないことを懸念し、検挙した翌日釈放した」と述べた。

政府はカン副部長が金総書記と金日成(キム・イルソン)総合大学同期で、金総書記の儀典と身辺警護担当秘書として活動しているものと把握している。カン副部長は一時、世界中を回りながら金総書記に必要な高価な物品を購入し供給していたが、今回のマカオ訪問前の3〜4年間は外国へ行っていなかったことが分かった。



gun43@donga.com