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「20世紀初めの韓半島は金正日体制と同じ」つくる会代表も妄言

「20世紀初めの韓半島は金正日体制と同じ」つくる会代表も妄言

Posted November. 02, 2003 23:00,   

01年に日本の「歴史教科書内容のわい曲」波紋を主導した「新しい歴史教科書を作る会」の西尾幹二前代表が、石原慎太郎東京都知事の「韓日併合を正当化する」妄言に加勢した。

西尾前代表は1日付の毎日新聞の寄稿文で「20世紀初めまで韓半島は法の公正性もなく、富の合理的配分もない、現在の北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)体制のような、極貧・劣悪で非人間的な状態だった」と主張した。

同氏は「韓国人はそのまま日本の保護を受けるより、併合を通じて、世界一等国民として日本人と同等な待遇を受ける方が良いと考え、100万人を上回る一進会(イルジンフェ=朝鮮末期に日本の韓日併合政策に積極的に呼応し、その実現に努めた団体。1904〜1910)が併合を要請する政治的運動を展開したのだ」と強調した。

また「韓国人がどれほど併合を歓迎していたのかは、(日本)帝国軍人になろうとする韓国人志願兵の競争倍率が1938年に7.3倍、戦争の真っ最中だった1943年には約30万人が応募し47.6倍になっていたことからも、よく分かる」と詭弁をならべた。

日本では最近、保守右傾化が広がり「創氏改名(日本の植民地支配時代に、韓国人の姓と名前を強制的に日本式に直させたこと)は韓国人が望んだもの」、「韓日併合は両国が合意し、国際連盟が承認したもの」というなど有力政治家らの「歴史についての妄言」が相次いでいる。



朴元在 parkwj@donga.com