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中国共産党幹部らに「江沢民主席退陣」求める書簡発送

中国共産党幹部らに「江沢民主席退陣」求める書簡発送

Posted August. 30, 2002 22:23,   

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中国共産党の左派とみられる一部政派が先月江沢民国家主席の全面退陣を求める文書を党中央に送ったと、日本の読売新聞が29日付の北京発で報じた。

中国筋によると「第16回党大会での終身制廃止に関する書簡」という題下の文書が老党員、老幹部、老教授一同」の名義で7月1日、江主席をはじめ党中央委員全員に送られた。

文書は、「今回の党大会は新旧の世代交代を実現すべき大会で、70歳とくに75歳を超えた指導者は退くべきだ」として世代交代を主張した。

この文書は、中国共産党内部に広がっている江主席留任論に反発したもので、左派の有力な理論家たちが書いたものとみられると、読売新聞は伝えた。

これに先立ち、党内の一部の保守派たちも、経済の不均衡成長と失業などの問題を取り上げ、江主席留任に反対する書簡を江主席と党の長老たちに送ったとされる。

胡錦涛国家副主席の後見人にあたる党長老の宋平が関わったものと推定される書簡には、「江主席は胡副主席に権力の一切を譲り退陣すべきだ」と促し、3人の学者が書いたものとなっているもう一つの書簡は、「経済が失業と地域あんばいを考慮せず、不均衡成長で多くの問題を抱えている」として、江主席の失政を強く非難した。



李英伊 yes202@donga.com